【2019年7月14日〜20日】1週間を振り返ろう!今週話題のニュースまとめ
こんにちは!
たくせき(@tac_uitl)です。
この1週間で話題になったフィリピンに関連するニュースをまとめて紹介する「今週話題のニュースまとめ」です。
マニラの1週間をサクッと振り返っていきましょう^^
サクッと読める目次
保健省(DOH)はデング熱警報を発表
保健省(DOH)は、いくつかの地域でのデング熱症例の増加を受け、デング熱警報を発表
2019年1月から6月29日までに106,630例のデング熱症例が報告され、456人が死亡(死亡率は0.4%)
症状には2〜7日間の突然の発熱、頭痛、体の脱力感、関節と筋肉の痛みなどがあるhttps://t.co/9Ptpqm9jb0
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) 2019年7月15日
今週日本のニュースサイトでも取り上げられていた「デング熱」の流行に関する警報。
デング熱とは、蚊に刺されることによって感染する疾患です。 デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。 通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
出典:厚生労働省
蚊を媒介として感染する病気として知られていますが、3〜4年ごとにデング熱の流行が確認されるそうです。前回は2016年で、この傾向を考慮すると、今年は症例がもっと増加すると保健省は考えています。
蚊を媒介にするため、蚊に刺されないことと蚊が集まる環境を作らないことが大事であると言われています。
(出典:厚生労働省)
蚊は、ボトルキャップ(ペットボトルのフタ)や食器乾燥機、溝、ゴミ箱、古いゴム製タイヤなどに溜まった水に卵を産むことがあります。
これらの場所に気をつけながら、少しでも似た症状が出たら医療機関に診てもらうのが良いでしょう。
フィリピンは「大阪府」「京都府」「沖縄県」の検索数が増加傾向に。
フィリピンは「大阪府」「京都府」「沖縄県」の検索数が増加傾向に。
ジェットスター・アジア航空から唯一の直行便として大阪-クラーク線が就航したこともあり、30%以上伸びている。https://t.co/EqXabChtDh
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) 2019年7月15日
コンサルティング会社の東南アジアのインバウンド動向に関する調査。
2018年の訪日客数が30万人以上で前年比伸び率20%以上の国を対象として、東南アジア6ヵ国について調査されています。
フィリピンについては、以下のコメントがされています。
「大阪府」「京都府」「沖縄県」の検索数が増加傾向に。宿泊者は減少しているものの、潜在的な関心の高まりが見られる。
ジェットスター・アジア航空から唯一の直行便として大阪-クラーク線が就航したこともあり、30%以上伸びている。
調査結果によると、訪日外国人宿泊数・伸び率(2017-2018年比)について、フィリピン人の場合は以下のとおりだといいます。
東京都:319,390(12.0%)
北海道:48,850(10.2%)
京都府:19,560(-13.1%)
大阪府:181,550(-5.4%)
沖縄県:2,450(-6.8%)
2018年12月にフィリピン航空がマニラと北海道(千歳空港)の直行便を就航したりと便の影響も大きいと思いますが、やはり南国のフィリピンにはない「雪」や「ウィンタースポーツ」を楽しみたいという声も多く聞き、北海道の需要も高まっていると思われます。
WebやSNSを活用した訪日コミュニティの育成や、多様な情報発信を課題としている。訪日後に定期的な接点を持ちリピーターを育成するためには、言語や宗教、休暇制度などの文化的な違いも考慮し、他国で一般的なインフルエンサー施策なども取り入れることが必要だ
記事ではこのように締めくくっており、インバウンド(外国人を日本に誘致)施策についても色々と目にすることが増えました。
地方公共団体が積極的に外国人YouTuberに依頼をしてPR活動を行っており、これは日本人には当たり前で気にもしていないことが外国人の方からすると魅力にうつっていることも多くあり、それを外国人の方の視点でPRしてもらうことで誘致に繋げているそうです。一般的に、日本人が観光地として行く日本の場所ではなく、全く知らないような場所も外国人の方にとっては観光地になっています。
参考:地方自治体のインフルエンサー活用に関するインバウンド対策事例集(訪日ラボ)
東南アの訪日者、6月は横ばいの27万人
東南アの訪日者、6月は横ばいの27万人
フィリピンは25%増の4万6,800人と、6カ国で最大の伸び率だった。航空便の新規就航により、座席供給量が増えたことが背景https://t.co/g8aQlAvSGP
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) 2019年7月18日
1つ前のニュースと近いですが、こちらは東南アジア6ヵ国を対象に2019年6月の日本への旅行者数について言及しています。
ASEAN主要6カ国(フィリピン、ベトナム、シンガポール、タイ、マレーシア)から日本への旅行者数は27万2,300人(推計値)で前年同月からほぼ横ばいだったといいます。
フィリピンは25%増の4万6,800人と、6カ国で最大の伸び率だった。航空便の新規就航により、座席供給量が増えたことが背景にある。
1〜6月のフィリピン人の訪日旅行者数は295,100人で伸び率は7.1%となっています。
2020年6月までにジプニーの完全な近代化を推進
フィリピン陸上輸送営業許可規制委員会(LTFRB)は、2020年6月までにジプニーの完全な近代化を推進している
マニラ首都圏では約4000台の近代化ジプニーが導入されているが、目標としている2020年に17万台にはまだほど遠いhttps://t.co/Z8a6nUwe6H
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) 2019年7月18日
フィリピンの乗り物と言えば「ジプニー」ですが、そのジプニーの近代化を政府が推進しています。
大気汚染などの環境問題に関する対応からジプニーの近代化を進めており、ディーゼルエンジンから電動モーターにすることや、エアコンや扇風機、USB電源の設置、無料Wi-Fiの提供が計画され、2018年1月より近代化プログラムが部分的に開始されています。
政府は2020年6月までに17万台以上を目標として掲げているものの、現在まだ4,000台と目標には程遠い状況であるといいます。
フィリピンで次に流行るのはアボカド?!
フィリピンで次に流行るのはアボカド?!
今年はマンゴー、特にマンゴーグラハム風デザートが流行っていたが、そろそろ別の果物が注目される時期だという
欧米で常に人気の「アボカド」が注目されており、アボカドのチーズケーキやアイスクリームを専門で扱う店も登場https://t.co/JMG5T3gSXh
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) 2019年7月18日
ちょっとトリッキーな話ではありましたが、フィリピンのトレンドを知るのに面白いと思って取り上げました。
アボカド専門のデザート店ができたということで興味が湧いたのですが、国民が甘いもの好きで知られるフィリピンではいかにアボカドを甘いデザートに変えるかが流行のポイントとなっているようです。
アボカドのアイスクリームは食べてみたい!と思ったので、機会があったら食べてみたいと考えています^^
・ Avocadoria(U.P.Town Center店)
以上、今週話題のニュースでした!また来週!
フィリピン在住クリエイター/ブロガー
たくせき(TAKUSEKI)