【2019年8月4日〜10日】1週間を振り返ろう!今週話題のニュースまとめ
こんにちは!
たくせき(@tac_uitl)です。
この1週間で話題になったフィリピンに関連するニュースをまとめて紹介する「今週話題のニュースまとめ」です。
マニラの1週間をサクッと振り返っていきましょう^^
サクッと読める目次
食料品デリバリ「Honestbee」事業再生請負人のOng Lay Ann氏を新CEOに任命
事業展開が暗礁に乗り上げていたアジアの食料品デリバリスタートアップHonestbee、事業再生請負人のOng Lay Ann氏を新CEOに任命
Honestbee は今年、フィリピン、インドネシア、マレーシアでのサービス中断に繋がった、財務上および経営上の問題に直面していたhttps://t.co/W1ovvphWYr
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 5, 2019
フィリピンでも知名度のあったフードデリバリーサービス「Honestbee」。
同じフードデリバリーサービス「Foodpanda」「Grab food」などと名を連ね、配達時に包装されているかわいい蜂キャラクターのバッグや会員制大型スーパー「S&R」の商品が会員でなくても購入ができるなど話題を呼んでいましたが、今年に入ってアジア各国の拠点で従業員や幹部の一時解雇や辞職、サービス停止などのニュースが広がっていました。
東南アジアでは、他のフードデリバリーサービスとの厳しい競争にさらされていることが原因の1つであると見られており、7月15日からOne Lay Ann 氏が新たなCEOに就任し、立て直しを図っているといいます。
新 CEO の Ong 氏は IT、コモディティ、不動産、インフラの分野で20年近くにわたりリーダーシップの経験がある。
過去には、オーストラリアのプレキャストコンクリート製造会社 Perth Precast を事業再生させている。この際には、同社の資産を Precast Australia から取得し、最終的には Weststar Industrial Limited に逆買収させる形で Precast Australia をオーストラリア証券取引所に上場させた。
Ong 氏は現在、オーストラリア証取に上場する Weststar と、シンガポール証取に上場する ISDN Holdings Limited の投資取引部門 ISDN Investments の取締役でもある。
出典:thebridge.jp
先進国の「ごみ捨て場」にされるのはうんざり、アジアが受け取り拒否
先進国の「ごみ捨て場」にされるのはうんざり、アジアが受け取り拒否
フィリピンは6月下旬コンテナ69個に詰め込まれ6年間放置されていたごみをカナダに返送。事の発端は、カナダ企業が再生可能プラスチックと偽って表示したごみをフィリピンに輸出した2013年と14年まで遡るhttps://t.co/WJ3YtRecKo
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 6, 2019
「アジア各国は、先進国のごみ捨て場にされることにうんざりし始めており、最近になり、海外から送られてきた廃棄物入りコンテナ貨物を返送する動きが広がっている。」とし、リサイクル資源として使用済みプラスチック等の輸入をしていた中国が昨年輸入禁止をしたことを受けて、各国にも動きがおこっていると伝えられています。
本記事では、各国の現状を紹介しています。
フィリピンの現状は以下と伝えられています。
フィリピンは6月下旬、コンテナ69個に詰め込まれ6年間放置されていたごみをカナダに返送した。事の発端は、カナダ企業が再生可能プラスチックと偽って表示したごみをフィリピンに輸出した2013年と14年までさかのぼる。
コンテナの実際の中身は紙、プラスチック、電子機器、家庭ごみなどで、生ごみやおむつも交ざっていた。ごみの一部はフィリピン国内で廃棄処分されたが、大部分は地元の港湾に何年も放置されたままだった。
出典:afpbb.com
先日、別の記事でもご紹介しましたが、パシッグ川とマニラ湾が合流する「Baseco Port Area」(イントラムロスの左付近)のゴミの様子を写した写真がインスタ上で物議を醸していました。
【2019年7月21日〜27日】流行トレンドをチェック!今週気になるSNSまとめ
自国で発生したものはもちろんのこと、国外から持ち込まれたものも含めて、今ゴミの問題(環境汚染問題)が深刻化しています。
フィリピン、デング熱の全国的流行を宣言。死者622人
フィリピン、デング熱の全国的流行を宣言。死者622人
今年初めから先月20日までに報告された患者は14万6000人を超え、昨年の同じ時期より98%増加したhttps://t.co/JzQpblXF4M
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 7, 2019
今や日本でも報道されることがある「デング熱の流行」。
約1ヶ月前にも特定地域でのデング熱警報の記事を取り上げていましたが、それが死者が増加し、全国的な流行として宣言されました。
【2019年7月14日〜20日】1週間を振り返ろう!今週話題のニュースまとめ
※症状なども記載してますので、未読の方はぜひご一読ください
保健相は「1週間当たり平均5100人の患者が出ている」と述べ、記録的な流行との見方を示しているといい、引き続き各地方の病院に数百人の医師や看護師を派遣し、緊急対策資金を交付するなどの対策を進めていくとしているといいます。
バングラディッシュでの感染拡大やマカオでの感染者発見などアジア諸国にも広がりを見せつつあります。
クラーク空港、新ターミナルの完成20年に
クラーク空港、新ターミナルの完成20年に
フィリピン運輸省は5日、パンパンガ州のクラーク国際空港で新ターミナル建設工事の進ちょく率が74.55%に達していることを明らかにした
新ターミナルは予定通り2020年半ばに運用を開始する見通しだhttps://t.co/MNvYHXWOHf
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 7, 2019
マニラのニノイ・アキノ空港の発着枠の限界を見越して、ルソン島エリアの第2の空の玄関として建設が進められているクラーク空港の新ターミナル。
新ターミナルは、10万平方メートル規模で、完成すると「クラーク空港の旅客処理能力は、現在の年420万人から800万人に倍増する。」といいます。
セブパシフィック航空やフィリピン航空などでもクラーク空港の路線拡充に取り組んでいます。
クラークから首都圏へ初就航。セブパシフィック航空、成田へ週4往復
クラークから首都圏へ初就航。セブパシフィック航空、成田へ週4往復
8月9日クラーク-成田線の運航を開始。クラークから首都圏への就航は初めて
同社の成田路線は3路線となり、クラークからのほか、マニラから1日2往復、セブから1日1往復運航しているhttps://t.co/iDi8RRz0Tz
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 9, 2019
上記のクラーク空港の新ターミナルのニュースに続き、路線拡充のニュースです。
5J5068 クラーク(07:00)→成田(12:30)運航日:月水金日
5J5069 成田(13:15)→クラーク(17:00)運航日:月水金日
本記事によると、日本支社の松本知彦支社長は「8月中は8割近くの予約率」とし、路線成功の期待が高いとしているといいます。
新ターミナルや路線増加により、クラーク周辺の観光地化なども期待されています。
2018年の世界171カ国のビール生産量が5年ぶりプラス。フィリピンは二桁増。
キリンホールディングス(HD)は2018年の世界171カ国のビール生産量が前年比0.6%増の約1億9110万klとなり、5年ぶりのプラスだったと発表
中国が17年連続で首位。4位のメキシコは8.8%増、6位のロシアは4.1%増、17位のフィリピンは11.0%のプラスだったhttps://t.co/ewG15pBsgz
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 8, 2019
世界のビール生産量のニュースです。
5年ぶりのプラスに転じたと発表し、メキシコやロシアのほか、経済成長を背景にフィリピンなどが伸長したとしています。
フィリピンは17位で増加率は11.0%の一方、日本は2.7%減で昨年と同じ7位とのことでした。
世界に先駆けフィリピンで新型ハイエースが発表。新型の秘密とその特徴
海外で販売される新型ハイエースの秘密とその特徴
2019年2月に世界に先駆けフィリピンで新型ハイエースが発表
デザインはプラットフォームが刷新され、フロントにセミボンネットを備え持つことで衝突安全性が格段上がっている
走行性能も向上し、サイズがかなり大きいhttps://t.co/Ox2VU3shhN
— フィリピン ニュース情報 (@phnews_takuseki) August 9, 2019
海外で販売される新型ハイエースがフィリピンで発表されたニュースです。
世界に先駆けてフィリピンで発表された理由としては、「新型ハイエースは、乗客を乗せて快適に移動させるミニバスのような存在となっているのが特徴である。フィリピンでは、生活の中において大人数で移動する機会が多いことと、小学校から車で送迎をするサービスが主流なことから、大型のコミューターの需要があるのだろう。」とし、「この新型ハイエースを、日本で仮に導入するとしても、コミュニティーバスやホテル・旅館などの送迎用としては需要が見込めるだろうが、一般的にこれだけの大きな車を購入したい人は少ないだろう。」といわれています。
現行のハイエースと平行して販売されることから、基本モデルは残したまま、派生モデルとして捉えることができるのではと述べられています。
フィリピンでは、1家族あたりの人数や交通事情などを鑑みると、大型サイズの自動車が依然として需要が高いのも見てとれます。
以上、今週話題のニュースでした。また来週!
フィリピン在住クリエイター/ブロガー
たくせき(TAKUSEKI)