日経の国際版英文メディアにあたる「NIKKEI ASIAN REVIEW」が、アジアで最も勢いがあり成長している企業を紹介する「Asia300 Power Performers Ranking」を発表しました。

 

「Asia300 Power Performers Ranking」は、アジア11ヵ国を対象に、「成長性、収益性、効率性、財務健全性」の4つの要素を考慮して、327社の企業を分析してランキングにまとめたものです。

 

その内容をご紹介します。

 

トップ30にフィリピン企業2社がランクイン！

 

フィリピン企業

 

「SM Prime」「Universal Robina」が全体のトップ30以内に名を連ねています。

 

「SM Prime」がリード

フィリピン企業

 

「SM Prime」は、フィリピン企業としては知らない人がいないくらい有名な企業です。

 

フィリピン最大の不動産会社であり、「SMモール」などのモール開発で馴染みがある人も多いと思います。

 

前回25位から今回23位と2ランクアップしています。

 

6月16日時点の時価総額が8981億1000万ペソ（＝約1兆9956億2,222万円）で、フィリピンで最大の時価総額を誇っています。

 

「Universal Robina」の大躍進

フィリピン企業

 

一方で、「Gokongweis」の食料品会社である「Universal Robina」は前回から47ランクもアップし、26位と大躍進した。

 

「Universal Robina」は、スナック菓子やキャンディー、チョコレート、紅茶のフィリピン市場でトップに君臨しており、カップヌードルやインスタントコーヒー市場でもトップ2で市場を牽引する存在として知られています。

 

昨年、Calbeeとも協力して、日本のスナックメーカーのお菓子の生産、販売をフィリピンで行っています。

 

フィリピン企業は20社がランクイン！

 

前回は、19社が「Asia300 Power Performers Ranking」にランクインしましたが、今回は1社増えて20社がランクインを果たしました。

 

「Bloomberry」は、 ソラールリゾートとカジノのオーナーとして知られており、今回初めてランクインしました。

 

ランクインしたフィリピン企業20社

Aboitiz Power Corporation,

Alliance Global Group Incorporated,

Ayala Corporation,

Ayala Land Incorporated,

BDO Unibank Incorporated,

Bloomberry,

Cebu Air Incorporated,

DMCI Holdings Incorporated,

GT Capital Holdings Incorporated,

International Container Terminal Services Incorporated,

JG Summit Holdings Incorporated,

Jollibee Foods Corporation,

LT Group Incorporated,

Manila Electric Company,

Metro Pacific Investments Corporation,

PLDT Incorporated,

San Miguel Corporation,

SM Investments Corporation,

★SM prime,

★Universal Robina

 

 

その他全体で1位になったのは台湾のスマートフォンカメラ用レンズメーカーの企業でした。

そして、このランキングの大半をインドの企業が占めています。

 

経済発展著しいフィリピンですが、ますますの発展に目が離せません。

 

出典：http://www.rappler.com/business/173296-sm-prime-universal-robina-philippine-companies-nikkei-asian-review-asia300-list

 

 

フィリピン在住クリエイター

TAKUSEKI

 

 

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