データで見るフィリピン【2】「出生率」と「平均寿命」ってどうなってるの?
こんにちは!
TAKUSEKIです٩( ‘ω’ )و
ビジネスに役立つフィリピンの統計データ情報をご紹介していきます。
前回は、「総人口」と「年齢構成」について、ご紹介しました。
フィリピンの年齢構成は、非常に若く、若者社会と言えます。
単純に考えると、出生率は高くて、寿命は短いの?と考えてしまいますが、
実際はどうなのかデータを見ていきたいと思います!
ということで、今回は、「出生率」と「平均寿命」です。
フィリピンの女性が産む子供の人数は?
1人の女性が一生に産む子供の平均数を示す指標として、「合計特殊出生率」というものがあります。
この統計データを見てみると、2015年時点では、フィリピンの合計特殊出生率は「2.94」であり、1人の女性につき約3人程産んでいるということになります。
世界的に見ると、出生率の高さは66位となりますが、主要な東南アジア各国の中では最も高いと言えます。
<東南アジア各国>
フィリピン:66位「2.94」
インドネシア:85位「2.44」
ベトナム:129位「1.96」
マレーシア:131位「1.93」
タイ:181位「1.50」
———————————–
日本:189位「1.46」
同じく2015年時点の日本の合計特殊出生率は「1.46」であり、フィリピンは日本の約2倍の出生率と言えます。
しかし、合計特殊出生率の推移を見てみると、1980年時点では「5.18」、1990年時点では「4.32」、2010年時点では「3.81」と年々出生率が下がってきています。
女性の社会進出や結婚観、家族関係の変化など様々な要因が関わってきていると思われますが、これはまた別の機会にご紹介したいと思います。
フィリピンの人の平均寿命ってどのくらい?
「平均寿命」とは、0歳時における平均余命のことを指します。
男女合計で見てみると、2015年時点では、フィリピンの平均寿命は「68.41歳」です。
男女別に見ると、男性は「65.3歳」、女性は「72.0歳」と女性の方が結構長生きします。
これは、フィリピンの人を見ていてもわかる気がします笑
東南アジア各国と比べると、フィリピンの平均寿命はまだまだ短いと言えます。
<東南アジア各国>
ベトナム:71位「75.78」
マレーシア:85位「74.88」
タイ:92位「74.60」
インドネシア:140位「69.07 」
フィリピン:145位「68.41」
———————————–
日本:2位「83.56歳」
しかし、食習慣や医療技術等の進歩により、フィリピンでも平均寿命は年々高くなってきています。
こういった習慣の変化なども統計データでゆくゆくご紹介したいなと思っています。
今回はこのへんで。
それでは、また次回ー ٩( ‘ω’ )و
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フィリピン在住クリエイター/ブロガー
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